2009年06月19日

有機物を原料とした肥料有機肥料を施用する事と

大別して有機肥料と無機肥料に分類できる。両者を混合したものも存在する。両者の成分は大きく異なるが、植物に無機化合物として吸収される点は共通する。

有機肥料(有機資材) [編集]
有機物を原料とした肥料。有機肥料を施用する事と、有機物を施用することも混同されがちであるので、注意が必要である。 有機物により土壌内の微生物に栄養分が与えられるため、無機肥料よりも土壌に良いと考える人もいる。 ただし農業は肥料だけでおこなうものでないため、一概に有機肥料が無機肥料より優れているとはいえない。 例えば、完熟していない有機肥料では悪臭、ガス発生、害虫発生等の問題が発生することがある。 肥料を発酵させることによって、養分が分解され利用しやすくなり、有害菌が増殖して病害が起こることを防ぐことができる。
更年期障害
映画音楽
アルツハイマー病
オリエンテーリング
関節炎
人間工学
甲状腺疾患
環境工学
タップダンス
機械工学
原始時代
いざ・鎌倉時代
世界の建築
季節のこよみ
月の物語
湯・山梨
外国の物語
果実で美!
オレンジ活用
掃除秘伝

有機物は時間をかけて分解され、その後植物に吸収されるため即効性は低いが、そのかわり土壌に長期間蓄積される。従来、植物は基本的に無機物を吸収し栄養としていると考えられてきた。ほとんどの栄養分は無機物として吸収されるが、一部の有機物はエンドサイトーシスにより、養分として取り込まれることもある。タンパク質の場合、細胞内にタンパク質を取り込んでからタンパク質分解酵素で消化して利用する。アミノ酸では直接利用されるものがある。このため、有機物の肥料としての有効性も研究されてきた。2002年には、独立行政法人の農業環境技術研究所が植物が根から無機質ではない有機質のタンパク質様窒素を吸収することを証明している[1]。

油粕
魚粕

堆肥
馬糞
牛糞
鶏糞
人糞尿(下肥)
骨粉
肉骨粉
草木灰

2009年06月01日

番組内容への影響

現在のところ、視聴率は番組の良し悪しについての客観的指標として最も使用されている。視聴率が高い番組は「いい番組である」、「広告効果が高い番組である」という評価となるので、テレビ局はさまざまな手段で視聴率向上のための努力をする。しかし、その努力が行き過ぎると、番組内容は二の次で高視聴率を取れる番組を制作しようとしてしまう。その結果、さまざまな悪影響を与えてしまうこととなる。
事務用品 セミナー 近畿東海 プチ整形 旅行 メイク 興信所 乗り物 キャッシング 離婚 健康 家具 抜け毛 ギフト プリスクール 国内 海外留学 九州沖縄 ネイル 設計施工 しみ取り 金融 探偵 抜け毛 バイク 介護 古着 教育 おもちゃ ステイ 特産物 香水 外国語 ホテル ケア 建売 ネイル 信託 お祝い 抜け毛 審美歯科 介護 植物 生涯学習 スポット 英会話 交通地図 コスメ 行政書士 豊胸

興味本位の番組・大衆迎合的番組が増える。また、そのような番組制作においてプライバシー権・放送倫理を侵害する問題が発生する温床となる。
高視聴率を望む傾向が強くなるので、低視聴率番組は途中で打ち切られやすい。ただし、打ち切りとなった番組が後に多大な評価を得ることも希にある。
刺激的、ドラマ的な展開を求めんがためのやらせなどの捏造行為が発生しやすい。特に軽度のやらせは演出の一種として扱う傾向があり、番組全体の劇場化が指摘される。

冒頭で述べた通り、(1960年代から2000年まで2社体制で視聴率調査をしていた)「ニールセン」と「ビデオリサーチ」とで、最もテレビの視聴が高い時間帯の基準が両社で異なっていたからによるものとされている。米国に本社を持つ「ニールセン」では、米国基準で最もテレビの視聴が高い時間帯を設定し、これを19時から23時までとして「プライムタイム」と呼んだ(ただし実際の米国における「プライムタイム」の時間帯は月~土曜の20時-23時・日曜の19時-23時であり、日本のそれとは異なる)。

これに対し、「ビデオリサーチ」は日本独自の基準として、最もテレビの視聴が高い時間帯を19時から22時までとして「ゴールデンタイム」と呼んだ。

なお、この2区分の調査は、ニールセンの「プライムタイム」は1961年4月の調査開始当初から、「ビデオリサーチ」の「ゴールデンタイム」も1962年12月の調査開始当初から始めた。しかし「ビデオリサーチ」も1971年から「プライムタイム」の調査を開始し、現在に至っている。

2009年04月29日

ハゼ(鯊、沙魚)

ハゼ(鯊、沙魚)は、条鰭綱スズキ目ハゼ亜目(Gobioidei)に分類される魚の総称。

2100種類以上が全世界の淡水域、汽水域、浅い海水域のあらゆる環境に生息し、もっとも繁栄している魚のひとつである。都市部の河川や海岸にも多く、多くの人々にとって身近な魚に挙げられる。

バイク・化粧品関連ショッピング買物ガイド
教育・学習関連まなび学習情報
旅行・水族館関連旅行・地域情報紹介
矯正・ダイエット関連大人のコスメネット
在宅・興信所関連経済生活検索エンジン
癒し・趣味関連ライフスタイルパートナー情報
アロマテラピー関連健康家族全国情報ガイド
サプリメント・サプリメント関連通販ショッピングガイド
音楽・ホームステイ関連教育紹介
キャンプ場・ホテル関連旅行・宿泊情報紹介

成体の体長は1cm足らずのゴマハゼから、50cmを超えるハゼクチまで種類によって差があるが、よく見られるヨシノボリ、アゴハゼ、マハゼなどはいずれも5-15cmほどの小魚である。なお、ゴマハゼの仲間は日本最小の脊椎動物である。

体の断面はまんじゅう形か円形で、水底に接して生活する底生魚が多い。ひれは体に対して大きめなこと、背びれが2つあること、2つの腹びれが融合して吸盤状になっていることなどが特徴である。この腹びれで水底や壁に貼りつくことができ、水の流れが速い環境でも水に流されず生息できる。ただし背びれが1つしかないミミズハゼやシロウオ、腹びれが吸盤状でないドンコやカワアナゴなどもいる。

速く泳ぐ時は他の魚のように尾びれを振って泳ぐが、ふつうはおもに胸びれを大きくはばたかせることで泳ぐ。長い距離を持続的に泳ぐことは苦手で、短い距離をサッと泳ぐことの繰り返しで移動する。ただし水の中層でホバリングするように泳ぐキヌバリ、ウキゴリ、ドロメ、シロウオなどもいる。またトビハゼやムツゴロウは水中を泳ぐことは少なく、胸びれを使って干潟の上を這って生活する特殊な魚である。

運動能力の低い底生魚ゆえ、体色は砂底や岩の色に合わせた保護色となっているものが多い。ただし温暖な海にはキヌバリ、イトヒキハゼ、ハタタテハゼなど派手な体色をもったハゼも生息する。シロウオなど透明な体色のものもいる。
スジハゼ、イトヒキハゼ、ネジリンボウなど、砂泥底に生息するハゼは、テッポウエビ類の巣穴に同居し、共生することが知られている。テッポウエビは巣穴の改修と拡張を行い、ハゼは外敵が接近した時に視力の悪いテッポウエビ類に代わって外敵をいち早く発見し、テッポウエビに知らせて共に巣穴にもぐりこむ。

繁殖期にはオスが巣穴にメスを誘い、産卵をおこなう。巣穴は自分で作ったり、エビやカニの巣穴、捨てられた空き缶など種類や環境によって様々である。産卵後はオスが卵を守る。

藻類や水底の有機物(デトリタス)を主食にするものもいるが、ほとんどのハゼは肉食で、プランクトン、多毛類、甲殻類、小魚などを大きな口で捕食する。釣り餌にも貪欲に喰らいつくので、ハゼを狙った釣りは人気がある。その一方ではいわゆる「餌獲り」や「外道」としてもなじみ深い。何にでもガツガツと飛びつく人、またはそのような行動を「ダボハゼ」と形容することがあるが、ダボハゼは特定の種類を指さず、シマハゼ、チチブ、イトヒキハゼ、ウロハゼ、または姿の似たカジカ類などを指していると思われる。

多くの種類が佃煮、唐揚げ、天ぷらなどで食用になり、ハタタテハゼやキヌバリなどの美しい種類は観賞用として飼育もされる。目にする機会も多い上に捕獲も簡単で、昔から子どもたちの水遊びのターゲットにもなってきた。なお「ハゼ」という呼称は陰茎の古称「はせ」に由来するとされる。

2009年04月13日

景帝 (漢)

景帝(けいてい)は前漢の第6代皇帝。

5代皇帝・文帝の子で、父帝と同様に漢の基盤を固める善政を行い、その治世は「文景の治」と賞賛された。
治世初期まで [編集]
『史記』「外戚世家」によると、景帝は文帝の第5子として生まれた。4人の兄が早世し、生母の竇氏が正室に昇格したことにより文帝の嫡子となった。

皇太子時代には呉王劉濞の太子・劉賢と些細なことで口論になり、これを殺してしまっている。この一件で中央政府と呉王の関係は冷却するが、文帝の政治的配慮により事態は収拾された。これが後の呉楚七国の乱の原因の一つにもなっている。

前157年に皇帝に即位した。景帝の政治は基本的に文帝の政策を継承し、消極的な外交政策と倹約に努めるというものであった。また重農政策を打ち出して減税に取り組み、社会の安定を実現した(当時の記録では人口90パーセントが農業に従事していた。)。後世には文帝の時代と合わせ「文景の治」と称えられた。

呉楚七国の乱 [編集]
呉楚七国の乱も参照

この時代には皇族・宗族が封じられた諸侯王は領内の徴税・官吏の任命権などを掌握し、分国は半独立国の様相を呈していた。この問題は前代以来のことであり文帝も対策を徐々に行ってはいたものの、この問題に対しても消極的な対応であり抜本的な対策は先送りにされていた。

基本的には文帝の方針を継承した景帝であるが、分国問題に関しては御史大夫・晁錯の献言に従って諸侯王の権力削減に着手し、諸侯王の些細な過失を理由に領土を没収し中央集権体制を構築して行った。 これに反発した諸侯王は密かに連携し、前154年に呉王劉濞を中心とした反乱が発生した(呉楚七国の乱)。当初は反乱軍が優勢であったが、周亜夫の活躍によりこの反乱は鎮圧されている。

その後 [編集]
呉楚七国の乱の鎮圧降、諸侯王の領土については官僚である相(しょう)を派遣して統治させ、諸侯王には徴税される税を受け取るのみとし、当初計画していた諸侯王の権力削減削減は成功した。

また、呉楚七国の乱鎮圧の功労者である周亜夫を皇太子冊立をめぐる対立により丞相から解任。それからしばらくして前漢では初めて自身の側近を丞相に任じた。このことは、従来は皇帝の政策にも制約を加えるだけの権力を与えられていた元勲達とその一族からのみ任命されることが不文律化していた丞相の権力が景帝の時代に大きく低下し、逆に皇帝権力が飛躍的に強化されたことを示している。

しかし、政治での現実的な対応の一方で、来世や不老不死への関心が強まるようになっていった。景帝の陵墓から発掘された豪華な副葬品は公式な記録に記された質素倹約に反するものであるが、死者に対し経済的支出が許される贅沢な時代であった傍証とも言える。

宗室 [編集]
后妃
薄皇后 - 祖母薄氏の姪孫
栗姫
程姫
賈夫人
唐姫
孝景皇后(王娡)
王児姁 - 孝景皇后の妹
子女
臨江閔王・劉栄  (母:栗姫。栗太子と呼ばれる)
河間献王・劉徳  (母:栗姫)
臨江哀王・劉閼于 (母:栗姫)
魯恭王・劉余    (母:程姫。はじめ淮陽王、劉焉と劉表の祖)
趙敬粛王・劉彭祖 (母:賈夫人。はじめ広川王)
江都易王・劉非  (母:程姫。はじめ汝南王、前168年-前128年と生没年が明確)
膠西于王・劉端  (母:程姫)
中山靖王・劉勝  (母:賈夫人。一説では劉備の祖)
長沙定王・劉発  (母:唐姫。後漢の光武帝劉秀の祖)
武帝・劉徹     (母:孝景皇后。はじめ膠東王)
広川恵王・劉越  (母:王児姁)
膠東康王・劉寄  (母:王児姁)
清河哀王・劉乗  (母:王児姁)
常山憲王・劉舜  (母:王児姁。真定王・劉楊の祖)

平陽公主       (母:孝景皇后。武帝の姉)
南宮公主       (母:孝景皇后)
隆慮公主       (母:孝景皇后)
子孫
後漢の光武帝は景帝の末裔に当たる。
三国時代の劉備は景帝の第8子である中山靖王劉勝の末裔と称した。

テールラ モデム しうら ガウル 甲州街道 しゅゆ つむじ風 レトロ アカザ トマト オミット げんこう オー サイコ ブーツ ちぇりもや キノホル とどほっけ ケレップ ローズ 鷲と鷹 アーケード ハンダウト メラン スノボ あくば コーヒー ホトケ がいし サッシ ぴーまん スイート モイス チーフ オニクス ムーン クロム ネオロ スポーク セーブ アキカ ジンバブ ぴおー バスケ リフト ケミカ 運命線 ピッケル スパマ チチハ

2009年03月29日

上野直通特急の廃止以降の展開

1993年、「あいづ」上野~郡山間廃止。郡山~会津若松間を運行するエル特急「ビバあいづ」運行開始。土曜・休日・多客期は一部列車が会津若松~喜多方間を延長運行。
この列車には、特急列車としては64.6kmと短距離であったことから、様々な特色が設けられた。そのため、使用した編成は「ビバあいづ」編成とも通称される。
1両「インビテーションカー」と称されるフリースペースを設け、会津の物産の展示などが行われた。
当時運行を開始していた山形新幹線「つばさ」に使用していた新幹線400系電車と同系統の塗色である銀色を中心とした塗色を専用編成に用いた。
特急列車の車内放送冒頭で使用する車内チャイムのオルゴールとして、汎用されている鉄道唱歌ではなく、ご当地会津地方の民謡会津磐梯山のオルゴールを使用していた
なお、かつて東北新幹線の郡山駅到着時に使用されていた「会津磐梯山」の通称:ふるさとチャイムの曲とはアレンジも演奏方法も全く異なるものである。
専用編成が1編成のみで、なおかつ仙台運転所配置であったことから、月1回仙台に戻るときは運休し代替快速列車が運行された。また長期検査時には後述のとおり他区所の485系で代走したこともあった。
1998年12月 「インビテーションカー」運用を終了。普通座席車に復元するとともに全検入場したため、11月10日~12月15日の間、勝田電車区から「ひたち」塗装の485系6両編成(K5編成)で代替運転された。この間の12月8日ダイヤ改正では特急「ひたち」が廃止されたため、この時代走した編成は、「ひたち」塗装の485系として最後まで運用された編成となった。
1999年12月 「ばんだい」のグリーン席・普通車座席指定席連結を終了(ただし、座席や車内設備は一部を除きそのまま)。
2001年7・8月 「ビバあいづ」編成の長期検査のため、約1ヶ月間にわたり青森運転所の485系6両編成(国鉄色)で運転。列車名は「ビバあいづ」ではあるが、ヘッドマークは上野駅発着の「あいづ」のものを使用していた。
2001年12月8日・9日 上野~会津若松間で特急「あいづ」復活運転。
青森運転所485系6両編成を使用。なお2001年12月1~7日の間は、「ビバあいづ」編成がATS-P形取付工事のため運休し、同編成が「あいづ」として郡山~会津若松間で運行された。
2002年3月23日 磐越西線で土曜・休日ダイヤを施行。これにより、土曜日・休日に限り、「ビバあいづ」の名称を「ホリデービバあいづ」に変更。運行区間を下り1本を除き、郡山~喜多方駅とし、運行本数を1往復増便、4往復とする。
2002年12月1日 「ビバあいづ」を、「あいづ」に名称変更。これに伴い、青森運転所(現・青森車両センター)から485系6両編成1本が仙台運転所へ転属となり、「あいづ」に投入された。また「ホリデービバあいづ」も「ホリデーあいづ」名称を変更され、「ビバあいづ」編成は12月7日の「さよならビバあいづ」の運転によって磐越西線から撤退した。
2003年10月1日 「あいづ」・「ホリデーあいづ」を快速列車に格下げし、愛称を「あいづライナー」に変更。
これ以降も「あいづライナー」には、観光需要にも対応するためグリーン席を連結した編成が使用されていた。
この当時の「ばんだい」「あいづライナー」の停車駅
郡山 - (喜久田) - 磐梯熱海 - 猪苗代駅 - 磐梯町 - 会津若松 (- 塩川駅 - 喜多方)
カッコ内=「ばんだい」の一部列車が停車。
2004年8月31日 「あいづライナー」運転休止。ただし、名目上10月15日まで運行される。
2004年10月16日 「ばんだい」・「あいづライナー」の名称を廃止。
2005年7月1日「あいづデスティネーションキャンペーン」開催に合わせて特急「あいづ」の復活運行が開始される。
2007年3月18日 郡山~会津若松間の快速「あいづライナー」を仙台車両センター所属の485系(通称「あかべえ車」)で運転開始。また「あいづライナー」の他にも列車愛称のない快速列車も設定された(全車自由席)。
2007年9月2日 急行→快速「ばんだい」として運用していた455系電車の引退に合わせてさよなら運転として「さよなら455系あかべえ号」が郡山~喜多方間で1往復運転された。

特急「あいづ」の復活運行 [編集]
2005年夏期以降、会津地方の観光キャンペーンである「あいづデスティネーションキャンペーン」開催に合わせて特急列車として復活運行されている。

2005年の復活運行
2005年7月1日~9月30日 会津地方の観光キャンペーン「あいづデスティネーションキャンペーン」開催に合わせて次の復活運行が行われた。

特急「オープニングあいづ」…会津若松→喜多方駅間。7月1日に片道のみ運行。
特急「あいづ」…新宿~喜多方間。7月2日~7月18日・8月20日~9月25日の土曜・休日と7月30日・7月31日・8月6日・8月7日に1日1往復運行。
特急「アクセスあいづ」…郡山~会津若松間。7月4日~9月30日の平日に1日2往復運行。ただし、運休日もある。
1993年まで運行されたエル特急「あいづ」と異なった点は以下の通り。

新宿発着となり、首都圏を朝出発し夜に戻るダイヤ。
新宿発着となった経緯として、2004年には快速「フェアーウェイ」が黒磯以北で延長運行されたことが背景にある。
「ビバあいづ」・「あいづライナー」でも設定されていたグリーン席を設置せず、普通座席指定席のみの設定となり、グリーン席なしのリニューアル車両(6両編成)が使用されたこと。
充当された編成は、後に再改造され2006年3月18日に運行開始した東武日光・鬼怒川温泉直通特急「日光」・「きぬがわ」に投入された。
磐越西線内のみ運行の「オープニングあいづ」・「アクセスあいづ」については、自由席の設定があった。
磐越西線内の特定特急料金制度が「あいづ」で設定された。
停車駅
「オープニングあいづ」:会津若松 - 喜多方
「あいづ」:新宿 - 池袋 - 大宮 - 小山 - 宇都宮 - 黒磯 - 郡山 - 磐梯熱海 - 猪苗代 - 会津若松 - 喜多方
「アクセスあいづ」:郡山 - 磐梯熱海 - 猪苗代 - 会津若松
せんぼ メカイ ママコー フリーパス ナンキ プルタブ ジャワ フロント ムラサキ ルスカ サファー ルビジウム レジス スギ シャギー フェン ピット お祭り センチ ピアニ ディー まほうの夏 ストラップ キュラ ニッツェル 鳥の巣 しらかし ケイス やはば フィン マップ はなゆ プレーボ さつま ビジー ソマト べーる リュウ ストーブ ニール バギー ブラシノキ キャップ ノータム ソリティ デプロ ハラッパー ナイル クロスプレー クロスワード

2006年の復活運行 [編集]
2006年7月29日~9月30日に「この夏も会津へ2006キャンペーン」の一環として運行された。

前年までの新宿発着から、土曜・休日は上野発着の「あいづ」、平日は仙台発着の「仙台あいづ」として運行された。なお、「仙台あいづ」はキャンペーン終了後も引き続き11月5日までの土曜・休日に運行された。
使用車両は2006年3月まで特急「つがる」・「白鳥」に運用された青森車両センター所属の485系電車6両編成がリニューアル改造され充当された。
基本的には、前念の運行概要に準じるが、最混雑時となる8月12日・13日に「あいづ」の運行がなされなかった。
上野発着の「あいづ」は普通車座席指定席のみ(うち1両のみ喫煙車)だが、「仙台あいづ」では3両自由席を設定(喫煙車は指定席のうち1両)し、自由席では定期券乗車を認めるなど福島・仙台の両都市圏からの利用を促進させる形での運行となった。
停車駅
「あいづ」:上野 - 赤羽 - 大宮 - 小山 - 宇都宮 - 黒磯 - 郡山 - 磐梯熱海 - 猪苗代 - 会津若松 - 喜多方
「仙台あいづ」:仙台 - 岩沼 - 白石 - 福島 - 二本松- 郡山 - 磐梯熱海 - 猪苗代 - 会津若松 - 喜多方

2007年の復活運行 [編集]
2007年7月1日~9月30日に「この夏も会津へ2007キャンペーン」の一環として運行された。運行概況は以下のとおり。

7月1日~8月5日と8月25日~9月30日の土曜・休日のみの運行で、上野~喜多方間で運行された(停車駅は下記参照)。
使用車両は前年改造の「あかべぇ」塗装車で快速「あいづライナー」に使用されている485系6両編成。特急「あいづ」運用時の「あいづライナー」は583系で運行された。
普通車全車指定席のみの設定。
停車駅
上野 - 赤羽 - 大宮 - 小山 - 宇都宮 - 黒磯 - 郡山 - 磐梯熱海 - 猪苗代 - 会津若松 - 喜多方

2008年の復活運行 [編集]
2008年7月19日~9月28日の土曜・休日に復活運行(8月9~10日・16~17日、9月23日を除く)。使用車両や座席種別等は2007年の運行と同じとなる。

停車駅
上野 - 赤羽 - 大宮 - 小山 - 宇都宮 - 黒磯 - 郡山 - 磐梯熱海 - 猪苗代 - 会津若松 - 喜多方

2009年03月14日

モンス市スピエンヌの新石器時代の火打石採掘地

スピエンヌの新石器時代の火打石採掘地(ひうちいしさいくつち)は、ベルギーのエノー州にある石灰岩地帯で、ユネスコの世界遺産のひとつである。

スピエンヌはエノー州モンスの一地区である。かつては単独の自治体だったが、1977年にモンスと合併した。

地理 [編集]
地理的には風で運ばれた泥土で覆われたケスタの様相を呈しており、トルイユ川とヴァンプ川という二つの川によって切り込まれている。これらの川が二つの台地を区切っている。
トラン パラグ ピロティ 桂うり プラン マーガリン シング サラウンド シャン リネージ バージニ コルホーズ ハンドア ロサク 天体議会 てきか フェンディ ドメーヌ ロココ サファ みつば 最遊記 リーター ささぶね ノリウッド パパイン ライン 江戸手拭 フォビア ズクロー ツイザー 時計台の鐘 オーラン ラグビー ハッチ びわ乃 ティモール ワイン プーリー タッチ トゥク がらいろ ナリア こだわり ばんか チョオ 星の衣 レイヤ ハナキ かくの

西部 - Pa'd'à l'lan(「水の向こう」)
東部 - Camp-à-Cayaux(「小石だらけの野」)
これら二つの台地は石だらけで長らく耕作に向かないと見なされていたが、地下の火打石の採掘には結びついた。

新石器時代の採掘と発見 [編集]
採掘は紀元前4000年ころにはじまり、紀元前750年頃に終わった。採掘の井戸は深さ15メートルほどまで掘られ、地下採掘坑内の面積は100ヘクタールに及ぶものである。しかし、それは時が来るまで埋もれていた。

発見されたのは19世紀のことである。鉄道敷設中に古代の採掘跡の最初の痕跡が発見された。これはベルギーのみならずヨーロッパでも最初のものであり、ミヒェルスベルク文化期の村落も発見された。

登録基準 [編集]
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。

(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

2009年02月25日

軍事国家アーリグリフの国王

アーリグリフ13世
声 - 藤原啓治
軍事国家アーリグリフの国王。本名はアルゼイ・バーンレイド。いかにもファンタジーRPGの王様といった風貌であり、一人称は「俺」。
作物の育たない寒冷地において国民の生活水準の向上を第一に考えており、シーハーツとの戦争もそれゆえのもの。私室は王族とは思えないほど質素である。金に汚い貴族達後盾を利用し王位に就いた後は、その貴族達を追放している。
シーハーツに留学していた時期があり、その頃にシーハート27世やエレナと交流があった。特にエレナとは親密な仲であり、未だ想いを断ち切れていない節がある。
ウォルター
声 - 茶風林
カルサアを治める領主であり、アーリグリフの風雷の団長。アーリグリフ13世に最も古くから仕えている忠臣である。アルベルを幼少期から知る人物でアルベルも彼には頭が上がらない。ネルの父親の死に関わっている。
ヴォックス
声 - 大木民夫
アーリグリフ13世の叔父であり、侯爵の爵位を得ている。アーリグリフの強襲空兵隊疾風の団長。戦好きであり、アーリグリフとシーハーツ間での戦争を王に進言したのは彼である。テンペストという巨大な龍を従えているので実力はかなり高い。
本編では最終的に死亡する彼だが何故かクリア後のアナザーダンジョンでレナスの力により復活。真の実力で戦いを挑んでくる。余談だがこの戦闘では複数のバトルコレクションを入手することができる。
シェルビー
声 - 江川央生
アーリグリフの漆黒の副団長。団長であるアルベルのことが気に入らずいずれ漆黒の団長になろうと目論んでいる。
ヴォックス同様最終的に戦死するが、彼もまたクリア後のアナザーダンジョンでレナスの力により「復讐に燃えるシェルビー」として復活する。
クロセル
声 - 大友龍三郎
ウルザ溶岩洞に住む侯爵(マーカス)級エアードラゴン。年齢は700年を数え、エアードラゴンの王とまで呼ばれている。
ちなみにクリア後のアナザーダンジョンでは「激昂のクロセル」として登場するが、彼がどうやってそこに現れたかは不明。

クォーク
リーベル
声 - 鈴木千尋
通称「早撃ちのリーベル」。熱血漢。マリアに好意を持っており、フェイトを勝手にライバル視している。スティングの弟である。
スティング
声 - 滝知史
通称「狙撃のスティング」。弟のリーベルと違って、落ち着きがある。
ランカー
声 - 長克己
ディプロの保安要員、年長者で大柄、妻子持ちである。
欠点は酒癖が悪いこと。
マリエッタ
声 - ?

バンデーン
ビウィグ
声 - 森田順平
バンデーン軍指揮官。ハイダ4号星を侵略した時ソフィアとロキシを捕え、後にカルサア修練場にてフェイトと人質交換しようとした。
彼もまた本編では死亡するもクリア後のアナザーダンジョンでは例によってレナスによって復活させられる。

連邦
ヴィスコム提督
声 - 宗矢樹頼
戦闘専用艦アクアエリーで幾度となく勝利を収めた連邦の英雄。
ロキシ・ラインゴッド
声 - 金尾哲夫
フェイト・ラインゴッドの父親。紋章遺伝学の宇宙的権威。
リョウコ・ラインゴッド
声 - 深水由美
フェイト・ラインゴッドの母親。
キョウコ・エスティード
声 - ?
ソフィア・エスティードの母親。
ジェシー・トレイター
声 - ?
マリア・トレイターの義母。

ロセティ一座
タルトレット・ロセッティ
声 - ?
バンナコッタ・ロセッティ
声 - ?

スフィア社関係者
ブレアを除いてアブラハムの宗教における天使や堕天使、悪魔に由来する。

ルシファー・ランドベルド
声 - 藤原啓治
スフィア社のオーナーでありフェイトたちの住む世界の創造主。エクスキューショナー達を用いてフェイト達の世界の文明の破壊を目論む。金髪。第二形態は触手のような翼がついており、その翼で攻撃してくる。SO2のルシフェル同様、アブラハムの宗教における堕天使ルシファーが由来となっている。
ブレア・ランドベルド
声 - 鈴鹿千春
ルシファーの妹。彼の方針に疑問を抱き、フェイト達に協力する。また、ルシファーによって偽者が作られ、こちらは戦闘時は大変好戦的な言動である。ゲームクリア後の隠しダンジョンの1つであるスフィア社(ゲーム本編で入れない階層)では本人と戦うことになるが、戦闘中の台詞が偽物と同じな上、隠しダンジョンの性質上、ルシファーとは比較にならない程の強さな為、一部のプレイヤーから疑惑を持たれている。攻撃範囲の広い攻撃が多い。
アザゼル
声 - 戸部公爾
スフィア社の社員。スフィア社に入った一行を「もてなして」くれる。口癖は「尤も」。武器はガンブレード。通常攻撃、技ともにMPダメージが多い。
ベルゼブル
声 - 川中子雅人
スフィア社の社員。前オーナーの息子であり、資産家である。オカマっぽい口調。武器は電磁鞭。通常攻撃は状態異常を引き起こす。また技はHP, MPを吸収するものを使用する。
ベリアル
声 - 宗矢樹頼
スフィア社の社員。バズーカ砲のようなものを持ち、追尾性の高いミサイルで攻撃する。
エターナルスフィアにおいてはゲーム内イベントなどを担当しており、前作の十賢者をエタニティスペースより開放したのも彼である。

その他のキャラクター
ウェルチ・ビンヤード
声 - 半場友恵
エリクール2号星のゲート大陸にあるペターニに本拠地を置く「職人ギルド」の、受け付け兼ナビゲータ兼連絡係その他を兼ねる女性。頭良し、器量良し、性格良しと三拍子揃った働き娘で、職人ギルドを束ねているギルドマスターですらも彼女に頭が上がらないとか。
どういうわけか、『スターオーシャン1 First Departure』と『スターオーシャン2 Second Evolution』にゲスト出演し、主人公達の仲間になる。
武器は差し棒。
ギルドマスター
声 - 茶風林
パフィ
「ノーモア5年前! ノーモア7年前!」を合言葉になぜかフェイト達を付け狙うごん太髪の女の子。分かる人にはわかるだろうが、分からない人には全く分からないという、困った復讐の炎を燃えたぎらせて今回も因縁をふっかけてくる。
ラドル
声 - 鈴木千尋(DC版)
ルミナと共に行動する商人。店を開くためにカルサアを目指すが、極度の方向音痴のため、目的の場所までたどり着かない。各所でイベントを計3回発生させ、正しい方向に導くとようやく開店する。
ルミナ
声 - 吉住梢(DC版)
行商人。子供ながら、少々強引な売り方をする。
ガブリエ・セレスタ
声 - 藤原啓治
トライエース作品恒例の隠しボス。知的な男性を思わせる容姿で、『ヴァルキリープロファイル』に登場する大魔法「ブルーティッシュボルト」を使用する。
イセリア・クィーン
声 - 篠原恵美
トライエース作品恒例の隠しボス。ガブリエ・セレスタの分身。知的な女性を思わせる容姿で、『ヴァルキリープロファイル』に登場する大魔法「セレスティアルスター」を使用する。
他のRPG作品の隠しボスとは桁違いの体力を有し、難易度によっては、彼女の最大HPは3000万に達する。
レナス
声 - 冬馬由美
トライエースの作品『ヴァルキリープロファイル』の主人公。本作では隠しボスとしてゲスト出演する。幼児体系(狸の様な尻尾が生えているので、ロジャーと同じメノディクス?)にデフォルメされている。
同作のレナスとの関連の有無は不明。余談だが、ルシオやレザードといったVPキャラもメノディクスとして本編中に登場している。
マザーグ ロリータ あんずいろ ラウオル すないろ ブレザー ブリタ ブルジョア ドレス タジン スイート こるてーぜ ハザード ソフィア シャタカイ ロンド モーリ ルッコラ マジョル ドット 寒玉日本 フッラ アルマジ マドリード メーター ディレク 紅ほっぺ パパンサ スーツ きんしゃ チザン ミオシン ティン ドーマン ケイソウ きしょうてん スミレ ルーキー カムロ ハーフセ リフレッ オーバー おみたま ボジェット ヒイラギ スコー タチSEO マトーダ グッドア チェスト

フレイ
声 - 川村万梨阿
トライエースの作品『ヴァルキリープロファイル』の登場人物。レナス同様隠しボスであり、幼児体系にデフォルメされている。
クリア後のスフィア社のボスの多くは彼女により召喚される。
ノートン
声 - 大川透
レゼルブ人の重犯罪者。監獄惑星への護送途中にヴァンガード3号星に不時着(ノートンの引き起こしたもの)。ウィプル村の外れにある。遺跡にアジトを作り、村への略奪を行っていた。
戦闘では軽機関銃のようなフェイズガンによる、乱射を主な攻撃手段とする。
スフィア211のアナザーダンジョンで再登場するが、フェイトはすっかり忘れている。

作中用語

[紋章遺伝子
「タイムゲート」が宣告した来たるべき人類の危機に対して、存亡をかけた戦いを挑むために、ロキシ・ラインゴッド博士らの子供に実験を行って付与された物。

破壊の力「ディストラクション」
フェイト・ラインゴッドが持つ能力。エターナルスフィア内の物理法則を根底から覆すことが可能。本編ではバンデーンの戦艦を光粒子に分解した。本来の用途はFD空間において自己の周りにエターナルスフィアの物理法則を適用させる機能。これによって、攻撃でFD人に物理的外傷を与えることができる。
なお、天使の演出はロキシが「神に対抗できる存在」として考え出したため。トライエース恒例の「演出」の一つである。またフェイトは戦闘時の技「イセリアル・ブラスト」でも翼が出る。
改変の力「アルティネイション」
マリア・トレイターが持つ能力。エターナルスフィア内に存在する物質を任意に変換して、FD空間上に安定させる機能。逆に言えば、エターナルスフィア内にある物質の「存在値」を変換し、その存在を不安定にできる。これによってフェイト達はFD空間で「存在」できる。
作中、マリアはこの能力を「陶器に使われた『素材』を、レーザーガンで撃っても破壊されない『素材』に変換」して見せた。
繋ぐ力「コネクション」
ソフィア・エスティードが持つ能力。FD空間とエターナルスフィアを繋ぐ「タイムゲート」を利用できる機能。慌てて付与したためか、微妙に応用が効かない。分かり易く言うと、ドラえもんの「どこでもドア」と「通り抜けフープ」を合わせたような物。

エクスキューショナー
ストーリー中盤で突如現れて神の断罪人を名乗り、銀河連邦、アールディオン、バンデーンなどへの攻撃を始める謎の勢力。

エターナルスフィア
ルシファーを中心に、スフィア社によって開発された極めて高度なワールドシミュレーター。FD人が精神を内部のプログラム生命体に精神転送(ただし、プログラム生命体の「作成」や「調整」は出来るが、「操作」は基本的にはいっさい行えない)することで、仮想世界の生活を疑似体験できるゲームとして、スフィア社のヒット商品となっている。

FD人による外的要因及びに内部の存在の自己進化により、世界の発展が進めば進むほど現実世界との差は縮んでいる。特に内部のプログラム生命体の知性は、FD人と比べても何の遜色も無いほどに成長しており、FD人の手から離れ始めた一つの世界に近い存在になっている。

シミュレーテッドリアリティも参考のこと
星系を単位として、エリアごとにサーバで分けられて管理されている。基本的にFD人でさえもエターナルスフィアの「設定」から外れる行動は取れないが、開発者用に設置されているID (Intervente Device) を用いることで「制限」を取り外し、本来は取れない行動を取ることが出来る。

なお、紋章術の紋章とは、エターナルスフィアを構成するプログラム言語であり、紋章術によって起きる現象はエターナルスフィアの構成プログラムを書き換えることにより起こる事象である。上述の紋章遺伝子も基本的にこれと同様だが、極めて高度であり、技術的には開発者であるFD人以上と思われる。

スターオーシャン Till the End of Time

スターオーシャンシリーズのメインタイトル第3作目。本作の当初の発売予定日は2002年11月28日だったが、10月8日に「ソフト品質の一層の向上」を理由として2003年3月期内に延期が発表、その後最終的な発売日が決定された。初回生産分はクリアパッケージ仕様で、パッケージ内側には壁紙がダウンロードできる「秘密サイト」のURLが記載されていた。予約特典はストラップ(スフレのペンダント、メデセトラの輝石、ライトストーン、魔光石の4種からランダムに1つ。ペンダント以外は作中のアイテムを模している)。キャラクターデザインは公表されていない。

本作の発売を記念して、購入者に抽選で「火星の土地」をプレゼントするキャンペーンが実施された。また、2003年7月19日にZepp東京で桜庭統のライブコンサートが行われた。

後にいくつかの要素を追加した『スターオーシャン Till the End of Time ディレクターズカット』(詳細はこちら)が合併後のスクウェア・エニックスから発売された。2006年7月20日にはディレクターズカット版が「アルティメットヒッツ」として廉価版が発売。

また、前作『セカンドストーリー』と同様に、スクウェア・エニックス発刊の少年漫画雑誌『月刊少年ガンガン』に、コミカライズ漫画作品『STAR OCEAN Till the End of Time スターオーシャン3』が連載されていた。全7巻が発売。執筆者は神田晶。

特定の型番のPS2(SCPH-10000)によってはバグが発生するとされており、原因はSCE提供のライブラリであったとして、SCEが不具合対応を行った。

The 6th CESA GAME AWARDS FUTURE 優秀賞を受賞。

本作はシリーズ4作目でありながら「スターオーシャン3」の名称が公式・非公式を問わず使われる。その理由としては、3作目である『スターオーシャン ブルースフィア』より開発スタートが早かったこと、開発時の仮称が「スターオーシャン3」であったこと、『ブルースフィア』は外伝的作品であることなどが挙げられる。こうした理由から略称としては「SO3」が最も使われており、他には「SOTT」、「SOTET」などが用いられる。ディレクターズカット版については「SO3DC」、「SODC」などが使われる。

本項では、「スターオーシャン Till the End of Time」と「スターオーシャン Till the End of Time ディレクターズカット」を区別する必要がある場合に、前者を「通常版」、後者を「DC版」と表記する。

星の海へ、再び。

邪悪な十賢者による世界崩壊の危機は、12人の英雄の活躍によって阻止された。それから約400年の時が過ぎた。
宇宙暦772年。銀河の1/3の探査を終え、その領域において圧倒的な支配力を誇る銀河連邦は栄華を極めながらも、さらなる探求を進めていた。
地球人の青年フェイト・ラインゴットは両親と幼馴染のソフィアと共に保養惑星ハイダを訪れていた。そこでサーカス団・ロセッティー一座の団長の娘、スフレと出会う。交流を深め、ゆったりとした時間を過ごしていたが、突然の警報音と共に謎の戦艦が出現し、ハイダへの攻撃を開始した。

システム
戦闘システム
戦闘は3DCGで描画された平面マップ上でリアルタイムに行われる。

基本動作
攻撃の種類には小攻撃と大攻撃があり、防御であるプロテクトを含めた三動作は、三すくみの関係にある。
小攻撃
動作に隙がないため相手の大攻撃を邪魔できるが、プロテクトには無効化されてしまう。
大攻撃
動作に隙があるため小攻撃などに邪魔されやすいが、プロテクトを破って攻撃できる。
プロテクト
小攻撃を無効化するが、大攻撃には破られる。
カウンターオーラ
小攻撃をプロテクトで防いだときに発生することがある。相手を気絶させる、相手に(本来与えるはずだった分の)ダメージを与え返す、自らのパラメータを回復させる、などの効果をもつ。
また、敵のレベルがこちらに比べて大分低い場合などに攻撃を受けると、防御姿勢をとってその攻撃を完全に受け流すこともある。
パラメータ
キャラクターのパラメータはHP、MP、gutsの三つである。
HP
体力の値。攻撃を受けると減るが、バトルスキルの使用時にも消費する。この値が0になると戦闘不能状態になる。
MP
精神の値。MPにダメージを与える攻撃を受けたり、紋章術の使用により減る。この値が0になっても戦闘不能になるのも今作の特徴である。
guts
キャラクターの行動力を表す値で、0から100のパーセンテージで表される。行動を取ることによって消費され、これが0になると一時的に行動が出来なくなってしまうが、停止状態を維持すると自動的に回復する。gutsが100%の状態ではプロテクトが発生する。プロテクトを大攻撃でブレイクされると50%減少し、小攻撃をプロテクトされると30%減少する。また、小攻撃をプロテクトすると1%減少する(つまり99%になる。DC版では小攻撃をプロテクトしてもGutsが減少しない)。
バトルスキル
いわゆる必殺技に相当する動作。大攻撃または小攻撃に割り当てて使用するため、基本的にバトルスキルにおいても三すくみの関係は成り立つ。各スキルにはそれぞれCP(キャパシティポイント)が設定されており、その総計が上限を上回らないように割り振らなければならない。
熟練度という値が設定されており、使用するごとに溜まって行き、特定の値に達するごとにそのスキルの効果が強化される。
通常版とDC版では性能、CPの異なるものもある。またDC版では、大攻撃に設定したスキルの消費HPおよびMPは固定値ではなく総HP、MPに比例して減るようになっている。
キャンセルボーナス
DC版でのみ発生する。技の途中で別の技を発動させる(キャンセルチェインと呼ぶ)と、ボーナスで技のダメージが大きくなる。最大で元の値の300%まで上昇する。なお、通常版でもキャンセルチェインを行うことはできるが、ボーナスは発生しない。

アイテムクリエーション(IC)
シリーズ特有の「アイテムクリエーション」は今作品でも健在。

形態
作成は専用のファクトリーで行う。そこで作成したアイテムを市場に流通させる(特許申請)ことが出来、それにより収入を得られる。また、各地にいるクリエーターを見つけ、契約することで彼らに作成を任せることもできる。契約する前のクリエーターに特許申請されたアイテムは、プレイヤーが申請した物よりも高価になってしまう。クリエーターたちはリアルタイムに作成を続けるため、プレイヤーは本編を進めるか開発に没頭するかの選択を暗黙の内に迫られる。
種類
料理、錬金、細工、調合、鍛冶、執筆、機械、合成の8種がある。
料理
HPやMPを回復するアイテムを作成する。
錬金
鉱石などを作成する。
細工
装飾品などを作成する。
調合
戦闘中に使える回復アイテムを作成する。
鍛冶
武器・防具を作成する。
執筆
スキルを覚えられる本を作成する。
機械
敵にダメージを与えるボムなどを作成する。また、マリアの武器であるフェイズガンも作ることができる。
合成
何らかの効果(ファクター)をもったアイテムを武器に合成し、その武器にファクターを付加する。「合成素材」が必要。
レシピ指定
アイテムのファクターを「素材」を消費することで変化させる。強化されたり、悪化したり、ファクターが消滅したりと、アイテムの種類や確率によって結果は様々である。

プライベートアクション(PA)
シリーズ恒例のPAも多数用意されている。
PAとは
町に入ると各キャラクターは単独行動をとる。町中にいる彼らに話しかけると通常は普通の会話のみだが、特定の時期に話しかけるとイベントが発生することがある。時には会話の途中に選択肢が表示され、選んだ台詞によって展開が変わる。
感情度
各キャラが他のキャラに対してそれぞれもつ値で、イベントの発生自体や、その時の選択肢によって変動する。イベントに直接関係しないキャラの値も変動する。要するに、その時の誰か(主に主人公)の行動に対する他のキャラの評価、の累計である。
仲間の変化
特定のイベントを見たかどうか、またはそのときの選択肢で、最終メンバーが決定される。
マルチエンディング
感情度により数種類に分岐するが、カップリングは「主人公と誰か」の組み合わせのみであり、他のキャラ同士の組み合わせはない。また、DC版では基本的に最終メンバーに含まれなかったキャラはエンディングに登場しない。

辞書
作中に登場した語句の説明を読むことができる。新しい語句が登場するたびに追加されていく。独特な用語の多い本作の世界観を理解するための一助になる。

バトルコレクション
今作のやり込み要素。戦闘中に特定の行動(戦闘回数○○回、△△を□分撃破 など)を行うとそれが記録される。達成時の1カットや日付が確認可能。計300個。収集率に応じて特典(高難易度の追加、ミュージックモードなど)が得られる。

対戦モード
DC版で追加。とあるアイテムをある人物に渡すと遊べるようになる。仲間キャラクター10人の中から2人か3人を選び、本編で一度でも戦ったことのある場所の中からフィールドを選ぶ。モードは「1P対2P」、「1P対CPU」、「1P対2P対CPU」、「1P対CPU対CPU」の4種類。バトルスキルは、各キャラで用意された3通りの中から選ぶ形式であるため、自分で設定することは出来ない。初めは6人(フェイト、ソフィア、クリフ、マリア、ネル、ロジャー)の1Pカラーと2Pカラーしか選べないが、ダンジョンでカードを入手することで、選べるキャラやカラー(フェイトとソフィアのみ6P、他のキャラは4Pまで)が増えていく。

登場人物
仲間キャラクター
フェイト・ラインゴッド (Fate Linegod)
声 - 保志総一朗
19歳 身長177cm 体重67kg 地球人
本作品の主人公。地球生まれのヒューマンで、バークタイン科学大学で紋章科学科に在籍している普通の学生。父は紋章遺伝学の宇宙的権威ロキシ・ラインゴッド。どちらかといえば学問よりスポーツを得意とし、ユニバーサル・バスケの地球大会では優秀選手となる(ポジションはポイントガード)。父と母リョウコ・ラインゴッド、そして幼なじみのソフィアの父は同じ研究の同胞であったため、ラインゴッド家とエスティード家は親身な交際を続けている。装備は長剣、戦闘スタイルは趣味のファイトシミュレーターで鍛えられた我流剣技(開発者曰く、普通の剣士にはしたくなかったらしい)。またシリーズの歴代主人公の中で剣術が我流剣技なのは彼だけである。その他で、DC版では攻撃用の紋章術も習得する。また、自分の武器に属性を付与し戦う。
破壊の力「ディストラクション」の力を秘めている。
ソフィア・エスティード (Sophia Esteed)
声 - 榎本温子
17歳 身長160cm 体重49kg 地球人
本作品のヒロインでフェイトに好意を抱いている。地球生まれのヒューマンで、バークタイン高校の時空学科の在籍。父は時空学の権威クライブ・エスティード。この時代には珍しく、裁縫、掃除、料理などの家事全般を得意とし、お互い両親が共働きだったフェイトの身の回りの世話や家事をしてきた。そのため、フェイト側からの恋愛感情は薄く、妹のようにしか思われていないことはソフィア自身の悩みの種でもある。装備は杖、主に紋章術を使って戦う。DC版では紋章術を使えるキャラが増えたため、存在感が薄くなることが心配されたが、魔法攻撃力を強化しやすくなったり、紋章術のスキルセットの自由度が上昇し、上級呪紋を連発できたりとオリジナル版よりも使い勝手が良くなった(キャンセルボーナスの恩恵もあり、異常に強化されたキャラといえる)。序盤に少し戦闘に参加するがレベル1のまま、すぐにメンバーから外れ、後半にレベル1のまま戻ってくる。遺伝子に紋章が刻まれており、身体に紋章を刻まなくとも紋章術を使用可能。
空間と空間を繋ぐ力「コネクション」を持つ。猫が好きで、杖にも猫のキーホルダーをつけている。
クリフ・フィッター (Cliff Fitter)
声 - 東地宏樹
36歳 身長196cm 体重96kg クラウストロ人
いつも飄々としているフェイトの兄貴分。身体能力がヒューマンの数倍と言われるクラウストロ人。豪快、大雑把、そして36歳と言う年齢のわりに落ち着きが無い。だが、その一方よく言えば現実的、悪く言えば冷酷な一面も持つ。銀河連邦によって無理やり従わされる中小惑星の現状を悲観し、惑星間の仲介人として惑星の独立を手助けする反銀河連邦の私設軍隊「クォーク」を設立しその総司令官となるも、現在はマリアにリーダーの座を受け渡している。装備はガントレットで、ボクサーのような戦闘を行う。サウスポー。歩幅の広い走りも印象的。
マリア・トレイター (Maria Traitor)
声 - 根谷美智子
19歳 身長160cm 体重47kg 地球人
現クォークのリーダー。聡明な頭脳に冷静な判断力を併せ持つ才女、そのためメンバーの信頼は厚い。クリフの後を継いでクォークの総司令官に就任した。アールディオンの攻撃に巻き込まれ父は戦死、母親から実の娘ではないことを明かされる。その後、脱出ポッドで遭難していたところをクリフに助けられクォークへ加入する。当初はクリフがリーダーを務めていたがクォークが銀河連邦の罠にかかった際にアルティネイションの能力に目覚め、危機を脱したことからマリアにリーダーの座が渡った。ラインゴッド夫妻、そして紋章遺伝の計画を知り、フェイトへコンタクトを取ろうとクリフを派遣する。装備はフェイズガンという、物質を分子レベルで分解することができる銃。近接攻撃では足技を使う。DC版では補助的な紋章術も習得する。その容姿と年齢から、一部のユーザーの間でフェイトの双子の姉か妹ではないかと言われている。
物質の性質を改変する能力「アルティネイション」を持つ。
スフレ・ロセッティ (Souffle Rossetti)
声 - 倉田雅世
14歳 身長132cm 体重36kg ベルベイズ人
宇宙を巡るサーカス団・ロセッティ一座に所属する踊り娘で、一座のマスコット的存在。身の軽さには定評のあるベルベイズ人。非常に快活な性格で、だれにでも「ちゃん」付けをする癖がある。装備は靴・ケープ。戦闘タイプはダンスと一風変わっており、その奇抜さからトリッキーな動きで敵をかく乱する。銀河連邦軍の提督ヴィスコムがサーカス一座の名踊り子だったエレイン・ロセッティに産ませた私生児。が、ヴィスコムの提督としての名声が流浪のサーカスの一踊り子と関係を結んだ事によって傷つくのを恐れ、本人にも父の正体は秘密にされている。母親と死別した後、エレインの兄であるロセッティ団長の養子となり、同じサーカス一座のパンナコッタとタルトレットに預けられる。ソフィアと同様、レベル1で別れ、後半にレベル1で加入した。
ネル・ゼルファー (Nel Zelpher)
声 - 浅川悠
23歳 身長171cm 体重51kg エリクール人
エリクール2号星にあるシーハーツ王国の女王直属の隠密「クリムゾン・ブレイド」の一人にして封魔師団「闇」の団長。クールな物腰と清廉実直、情と信義を重んじるため、部下の信頼も厚い。意外に思い込みが激しく、任務に忠実であろうとしようとするあまり、視野狭窄に陥ることもしばしば。装備は短剣。戦闘スタイルはいわゆる軽戦士系である。DC版では回復術を習得するため、貴重な戦力となる。父は「水霧の将軍」と謳われた先代のクリムゾン・ブレイド、ネーベル・ゼルファーである。光牙師団「光」団長にして同じクリムゾン・ブレイドのクレア・ラーズバードとは幼い頃からの親友。なお、王都シランドの北東にある、門の閉じられた大きな屋敷は彼女の実家である。
ロジャー・S・ハクスリー (Roger S. Huxley)
声 - まるたまり
12歳 身長85cm 体重30kg メノディクス
エリクール2号星にあるサンマイト共和国のサーフェリオに住む、狸を始祖とする種族・メノディクス族の少年。ライバルのルシオ一味と男勝負中、盗賊団月影に捕獲されてしまう。その際、フェイトらに助けられたことをきっかけに同行する。口が達者で、よくクリフをコケにしては喧嘩になる。一方でネルのことを「おねいさま」と呼び慕うなど、年上の女性には弱いようである。ガンダムシリーズの作品をパロディしたセリフや、攻撃を行う。装備はヘルメット・斧。ちなみに、一度も出会うことなくEDを迎える可能性もある。
トラン パラグ ピロティ 桂うり プラン マーガリン シング サラウンド シャン リネージ バージニ コルホーズ ハンドア ロサク 天体議会 てきか フェンディ ドメーヌ ロココ サファ みつば 最遊記 リーター ささぶね ノリウッド パパイン ライン 江戸手拭 フォビア ズクロー ツイザー 時計台の鐘 オーラン ラグビー ハッチ びわ乃 ティモール ワイン プーリー タッチ トゥク がらいろ ナリア こだわり ばんか チョオ 星の衣 レイヤ ハナキ かくの

アルベル・ノックス (Albel Nox)
声 - 千葉一伸
24歳 身長185cm 体重64kg エリクール人
エリクール2号星にあるアーリグリフ王国の重騎士団「漆黒」を率いる通称「歪(いがみ)のアルベル」。口が悪く、傲慢にして無頼。力こそ正義と頼む信条の持ち主。左手の手甲は、幼い頃「焔の継承」の儀式に失敗した際に負った火傷を隠すためのもの(その際父親が彼を庇って死亡している)。シリーズ主人公が代々使用してきたエダール剣技の必殺技を使い、我流のフェイトに対して、正統派の剣士である。装備は刀・手甲。父は元・飛竜兵団「疾風」団長のグラオ・ノックス。「クソ虫」「阿呆」「偉い奴が強いんじゃねぇ、強い奴が偉いんだ」などの名言があり、人気投票ではサブキャラクターながら1位に輝いた。常に俺様調であるが自身の信じる「強さ」を模索して努力を欠かさない人物でもある。
ミラージュ・コースト (Mirage Coast)
声 - 篠原恵美
27歳 身長181cm 体重53kg クラウストロ人
反銀河連邦軍事組織クォークの創設メンバーであり、クリフのよきパートナーであるクラウストロ人女性。DC版で初めて戦闘で使用可能になったキャラクター(実は本編で仲間になるよりも先に対戦モードで使用することも可能)であり、凛とした美人で、クリフと共に実家の神宮流道場で体術を学ぶ。クリフとは恋人と言うよりは、もはや熟練の夫婦、といったような雰囲気さえ持ち合わせ、互いの短所長所をカバーしあっている。クリフとの手合わせは、982勝11敗43分。この数値から見ても分かる通り、クリフ以上の強さを誇り、ゲーム中トップクラスの能力を持つ。仲間になるのはDC版だが、当初は通常版でも仲間になる予定(彼女とのパートナーEDがあるのはその名残)で、開発者曰く「クリフより強かった」らしい。DC版では恐らく調整されている(クリフより接近戦に特化しているが、クリフより目立って優れているわけでもない)。武器はクリフと同じくガントレットだが、通常攻撃・必殺技共に足技が目立つ。ちなみにマリアに格闘技を教えたのは彼女であり、マリアと共通する使いやすい足技を多数持つ。
アドレー・ラーズバード (Adlai Lasbird)
声 - 石塚運昇
58歳 身長188cm 体重100kg エリクール人
DC版にのみ登場するキャラクター。現「クリムゾン・ブレイド」のクレア・ラーズバードの父にして、先代のクリムゾン・ブレイド。猪突猛進で豪快な性格、何事も真正面から挑む武人。筋肉質の外見とは反して、紋章術を得意とし、SO2で話題となったスピキュールも習得する。また、アーリグリフ飛竜兵団「疾風」団長・ヴォックス公爵とは因縁の関係(しかし、ゲーム中両者が会話する場面はない)。武器は刀。ただし、純粋にマジックアイテムとして使っているようで、抜刀はしない。洋上を三日間泳いだり、素手で巨大鮫と戦ったり、やることが人間離れしている。そのわりに娘には弱い。仕様なのか、戦闘中の台詞が聞き取りづらい。

聖王国シーハーツ
シーハート27世
声 - 鈴鹿千春
聖王国シーハーツの女王であると同時に、アペリス教の聖女(遺伝子に刻まれている紋章力が最も強く顕現している女性のこと。シーハーツ王家の人間がいかにアペリスの血が濃くとも、女王が聖女を兼任することは稀)。本名はロメリア・ジン・エミュリール。
若いころに親しい関係にあったらしく、アーリグリフ13世とは本名で呼び合う。
クレア・ラーズバード
声 - 吉住梢
ネルの昔馴染みであり、シーハート27世直属近衛部隊である施術部隊の隊長、またネルと同じく「クリムゾン・ブレイド」である。
タイネーブ
声 - 瀧本富士子
ネルの部下であり、封魔師団『闇』の二級構成員。ネルの影武者をやることがある。武術は全て自分の独学でやってきており、一種の天才である。前半では囚われたりアルベルに一蹴されてしまうシーンもあるが、後半でエクスキューショナーと交戦して「キリがない」とぼやきつつ生き延びていることからも実力が伺える。
ファリン
声 - 半場友恵
ネルの部下であり、封魔師団『闇』の二級構成員。料理の腕はプロ級とのこと。指揮能力に優れ、のんびりな口調や性格とは裏腹に有能な人材である。ちなみに正規の訓練を受けているため実はタイネーブよりも給料はやや高い。
エレナ・フライヤ
声 -
施術開発部部長。この時代の人間とは思えない様な奇抜な発想の持ち主だが、部屋がとても汚い。以前はアーリグリフ13世と親密な仲であったが、戦争に対する自責の念と自分が持つ特殊な体質を考え、その想いを断ち切っている。
ディオン・ランダース
声 - 川中子雅人
施術開発部主任。エレナの助手として働く若者。新型施術兵器「サンダーアロー」の開発に携わる。

2009年02月09日

ボツワナの歴史

ボツワナの歴史(ボツワナのれきし)では、アフリカ南部の内陸国ボツワナの歴史を扱う。
サルカ おれたち レンソ ステキな レッスンプ モラル ハート バイオポ キックボ カーヒー テガシワ ビュル テープデ ブークレ バーキ ヒートシン カタル スノーソ シーディー スカラー ヒデリコ ステル トローチ ブレス カナリア プネー フリップ ジャイプ せんこう サミング セント レナン クジャク ダイレ リード ユーブ ピーク ぶるーべ ドライフ ドック フルガイド案 けーるナビ クローシス バーベル トロツ ビット ドラッグ 夢海峡 風のシア バスタ

ボツワナは歴史的には他の大陸はもちろん、アフリカに興った帝国とも関係が薄く、ゆるやかな独自の発展を遂げて来た。北のコンゴ諸王国はもちろん、イスラム商人が訪れるアフリカ東海岸との間にも山岳地帯が広がり、ほとんど影響を受けることがなかった。アフリカ大陸の中でも特に辺境であるといえるだろう。一方、一帯では少量ながら金が産出するため、唯一、東のジンバブエに栄えた諸王国との交流は進んでおり、安定した社会が形成されていた。

ボツワナの運命を変えたのはヨーロッパ人の侵入であった。入植地としては地中海沿岸を除くと最も古く、オランダ系のボーア人の破壊と侵略を受ける。次にドイツの登場に危機感を抱いたイギリスの保護下に入った。19世紀に至ると、アフリカ人同士の戦争の影響を強く受けた。イギリスの植民地経営が帝国主義的な色彩を強める中、セシル・ローズの政策により、ボツワナ周囲の植民地すべてが搾取の対象となった。しかし、ボツワナは資源に乏しく、厳しい風土、他の植民地との位置関係、ヨーロッパ人同士の対立から19世紀後半のアフリカ分割においても、積極的な獲得対象とは見なされなかった。

南部アフリカ地域は鉱物資源の種類に富み、採掘量が多いため、第二次世界大戦後は、アフリカ大陸でも最も独立が遅れた地域となる。同時に周辺国すべてが白人至上主義をうたうアパルトヘイト体制に移行し、南アフリカ共和国などの破壊工作を受けるようになっていく。現代に至ると新たな鉱物資源の開発と経済運営に成功し、アフリカの優等生と呼ばれる国に育っていく。

ボツワナの歴史を理解するには、ボツワナの国土についての知識が必要である。ボツワナの国土はいびつな五角形を成している。標高は1000m程度であり、四方の土地に比べると標高が低い平原の国である。面積は60万平方kmであるものの、国土の南東部を中心としたカラハリ砂漠とその周辺地帯たるステップが大部分を占める。降水量は農耕にはまったく不十分であり、国土に占める耕地面積は2002年においてもわずかに0.7%。主な産業は長らくウシの放牧であり、45%の土地が放牧地として使われている。現在のボツワナの国民のうち、95%はバンツー系のツワナ人である。このほか、人口の4%を占める少数民族のサンとコイが居住する[1]。アフリカ大陸の国としては珍しく、1つの民族が大多数を占めている。このような民族構成になったのは紀元500年ごろからである。

サンの岩面画の例(ジンバブエ) 中央にドラムが周囲に戦士が描かれているようだ。
無文字社会の歴史
南部アフリカはヨーロッパ人が侵入するまでは、無文字社会であった。したがってヨーロッパ人登場以前の編年構成は不可能であり、「歴史のない」アフリカという表現は一面では正しい[2]。しかし、口承伝承や考古学的な遺物、DNAの比較などさまざまな補助的な手法を採ることで歴史を再構成することは可能である。まずサンの歴史を紹介する。

サンの岩面画
ボツワナ、さらにアフリカ南部のほとんどの地域における先住民族はサン、いわゆるブッシュマンである。自らの言葉ク語 (!xu) ではズー・トゥワシ (Zhu twasi) すなわち「真の人間」と呼ぶ。ツワナ語ではサンをサルワと呼ぶ。サンは口承伝承をほとんど持たない。祖先を崇拝せず、直接記憶に残る親族より古いものの記録は残っていない。恒久的な墓を持たず、偉人や偉大な祖先を讃えることをしない。特定の未来を表す単語を持たず、暦を用いず、4以上の数を数えない。徹底した平等主義者であり、集団内部に職業集団などの階級はなく、リーダーもいない。父と父の兄弟、母と母の姉妹を区別しないため、出自集団もなく、従って部族、クランといったサン内部の共同体組織・組織化された社会集団も存在しない。さらに物質的な蓄積に関心がないため、村を作らず、獣を使役せず、直接背負える道具以上の家財も持たない。このため研究が難しい民族でもある。

ただし以上のような特徴からサンが「野蛮」であると判断するのは早計である。サンは現実を最重要視する民族であり、厳しい生活環境に適応する知識、技術に特化しているといえる。集団の力で生きるツワナ人が餓死してしまうような歴史に残る干ばつの年でも、サンは影響を受けない。蓄えもなく、ツワナ人よりも過酷な環境に暮らしているにも関わらず。これはサバンナの樹木一本一本を固有名詞で呼び、砂漠に住む全ての生物に関する知識と、これを生かす技術があるからだ。例えばたった一人で射程数mの弓のみを使って大型の草食動物を倒し、地中の昆虫を試行錯誤することなく直接掘り当て食料とすることもできる。

文字を持たず、口承伝承を重視しないサンの歴史を知るには岩壁に描かれた絵画「岩面画」が役立つ。現在のタンザニア、ナミビア、南アフリカ共和国を結ぶ三角形に囲まれた地域において、3000カ所にも及ぶサンの遺跡が残っている。遺跡に残る絵画が「岩面画」である。岩面画の総数は10万点を超える。最も有名な岩面画はボツワナ最北部のツォディロ丘陵 (Tsodilo Hills) に残る2000点の絵画だ。ツォディロ岩面画の年代については放射性炭素年代測定により、紀元前4000年と計測されている。他の地域にある最初期の遺跡は約2万5000年前と考えられている。興味深いことに最も新しい岩面画にはヨーロッパ人が登場する。デスモンド・クラークの「石器時代の美術」によると、1869年にゴウ-ウという名のサンの画家がボーア人の対アフリカ人戦闘部隊に受けた攻撃に関する絵を描いたのだという。現在生存しているサンの画家はいないが、当時は角で作った絵の具つぼを腰の周りにずらりと釣った画家が何十人も知られていた。以上から、断続的とはいえ6000年以上に及ぶ記録が残っていることになる。

ナミビア側のカラハリ砂漠の風景 ボツワナ側はより乾燥している
現在のコイサン語族(緑色)とニジェールコンゴ語族(橙色、バンツー語族)の分布 コイサン語族は主にボツワナに広がる。一方、バンツー語族はアフリカ中部、南部のほとんどを占める。アダマワ高地はアフリカ西岸のくびれ、赤色と橙色の境界のすぐ北に位置する最初期の岩面画には、アンテロープなどの野生動物のほか、ダチョウや魚、ヘビなどの狩猟対象となる動物や薬草などが主題となっている。現実には存在しない架空の動物も登場する。幾何学図形や手形も残る。手形は重要である。なぜなら、岩面画を残したのがサンであることが分かるからだ。時代が下ると、舞踊、楽器、呪術儀式が現れる。さらに、北方から移動してきたバンツー系民族と彼らの家畜が現れる。これは西暦500年以降のものだ。最後に鉄砲を持ち乗馬したヨーロッパ人が主題となる。絵画の様式も輪郭のみを描いたものから、単色の絵画、二色の絵画、多数の顔料を用いた絵画、光の効果を含んだ絵画というように順序建てて発展していく。

サンの生活域は当初はコイ(ホッテントット)と重複していたが、ウシなどの家畜を所有するコイと狩猟生活のみに依存するサンにしだいに分化していった。現在のボツワナにあてはめると、特に乾燥していた南西部と北西部にサンが、比較的湿潤な北部と中部はコイの領域となっていった。コイはアフリカ大陸南端にいたる地域に広がっていった。

バンツー系の拡散
ボツワナの人口の大半を占めるツワナ人はバンツー系民族に分類されている。バンツー系民族は現在ではアフリカの中部、南部を中心に面積にしてアフリカ大陸の1/3を占めており、人口も4500万人を数える。しかし本来は狭い地域に限定して居住していた。アフリカ中央部、現在のカメルーン北部アダマワ高地が本来の領域である。バンツー系民族の拡散は急速に起こったことが分かっている。西暦100年ごろ当時のアフリカ大陸中央部において気候パターンが急変し、急激な乾燥が進んだ。農耕民族であるバンツー系民族は移動せざるを得なかったが、北方はより乾燥しており、南下しか道がなかった。エジプトでは、紀元前には豊富に見られたライオンなどの野獣が、このころ急減し、珍しい見世物の対象となったことが文字による記録に残っている。

西暦500年、アダマワ高地からの移動開始後、400年が経過し,バンツー系民族が6000kmに及ぶ移動の果てにアフリカ最南端に到達した。彼らの知識により1000年ごろから1300年ごろにかけてボツワナにおいても複数の鉱山が開かれ、内陸部から東海岸に至る交易路が維持されるようになった。交易品は金、銅、鉄、象牙である。ただし交易の中心となっていたのは東に隣接するショナ人のモノモタパ王国、現在のジンバブエであった。ボツワナは依然バンツー系民族にとっては辺境地域にすぎなかった。

バンツー系民族は農耕民ではあるが、ウシを飼育し、製鉄技術を身につけていた。現在アフリカ南部のステップ地帯に見られるバオバブの木も、バンツー系民族がもたらしたものの一つである。現在では言語が600にも分かれているが、移動が急速に進んだことから変異が少なく、最も離れた言語同士でも意思の疎通が可能である。バンツー諸語の特徴は多数の名詞クラスを備えること、音調言語であることである。名詞クラスとはドイツ語の女性名詞、男性名詞、中性名詞のように名詞がいくつかのクラスに分類されるものを指す。600の言語には合計23の名詞クラスを数えることができるが、ツワナ語にはそのうち19の名詞クラスが保存されている。残った名詞クラスは他のバンツー諸語との類似性が高い。音調言語とは単語のすべての意味単位が音調(音の高低)と結びついているものを指す。西アフリカに顕著であるが、音韻の高低を太鼓で再現し、詩歌や歴史を太鼓だけで語れる点もツワナ語に共通である。

鉄器の伝搬を調べると、アダマワ高地では紀元前500年に既に利用されていた。熱帯雨林のコンゴ盆地を紀元100年ごろ通過すると、ボツワナの北の国境ともなっているザンベジ川へはほぼ同時に鉄器が伝わっている。移動速度自体は大きかったが、熱帯雨林が天然の大障壁となっていたことが分かる。ボツワナの南の国境であるリンポポ川へは紀元400年に伝わっている。カラハリ砂漠は熱帯雨林と並び、横断することが難しかった。

ボツワナの畜牛はサンガ牛とこぶなし牛と呼ばれる品種である。こぶなし牛はサハラ以北の世界で紀元前3000年以上前から飼育の対象となっていた。これが紀元750年ごろボツワナに伝わっている。その後、エチオピア原産のサンガ牛が伝わった。

ヒトの遺伝子の変異を調べると、現在ボツワナに居住するツワナ人はカメルーン近辺のバンツー系民族とエチオピア、スーダンに居住するナイル・サハラ語族のナイロート人のほぼ中間に位置することが分かった。
以上の証拠から、バンツー系民族のアフリカ南下は二派に分かれており、一つは直接コンゴ盆地を越えて一直線に南下し、もう一つはいったん東に移動したのち、アフリカ地溝帯沿いに南下したと考えられている。

バオバブの木は南部アフリカを特徴付ける樹木である。バオバブの木はバンツー系民族においては重要な人物の墓の代わりに植樹されることが多く、村に1本は備わっている。したがって、バオバブの年輪を計測することができれば、年輪年代学の手法を用いてバンツー系民族の歴史を編年構成できる可能性がある。しかし、バオバブを切り倒すことは非現実的であり、自然に倒れることもないため研究は進んでいない。

モロコシは現在のボツワナの穀物生産のうち3/4を占める。モロコシの原産地はアダマワ高原からエチオピア北部に至る地帯が原産地である。モロコシの伝播は早く、紀元前1000年には現在のジンバブエを中心とした地帯に伝わっている。このためアフリカ大陸で生産される3大変種の一つとして確立している。モロコシの伝播だけはバンツー系民族によるものではない。

2009年01月23日

サイバーパンク(Cyberpunk)

サイバーパンク(Cyberpunk)とは、1980年代に成立・流行した、サイエンス・フィクションのサブジャンルもしくは特定の運動、思想をさす。
ナビワジ マーモ リカー 一刻千金 トベラ シャン フック トロピ アームロ サリドマ ビーツ ヨーク アンダー みみず クマザ ワラルー レース 結の的 サーチ バルコニー スキタイ ナビ凪笛 ドライアイ ぬくもり ローラム サンゴ トポロ ソナタ レモンバ ブリーフ ソバ国内 ボイル キキーモラ リーブ オブザ スルタン けんばん 水たまり トパーズ ムンク セラミド シーレー よいち シロップ ふだい プライ サルベージ ショート ファジー ファーム

代表作としては、ウィリアム・ギブスンの小説『ニューロマンサー』などが挙げられる。

サイバーパンクはSF界における思想、運動、スタイルをさす。従来のハードSFや、スペースオペラ、サイエンスファンタジーなどに対するカウンターとしての思想、運動である。それらを体現する小説に盛り込まれた要素・スタイルを抽出し、これをサイバーパンクと呼ぶのが現在の潮流である。

典型的なサイバーパンク作品では、人体や意識を機械的ないし生物的に拡張し、それらのギミックが普遍化した世界・社会において個人や集団がより大規模な構造(ネットワーク)に接続ないし取り込まれた(取り込まれてゆく)状況などの描写を主題の一つの軸とした。さらに主人公の言動や作品自体のテーマの社会や構造に対する反発(所謂パンク)や反社会性を主題のもう一つの軸とする点、これらを内包する社会構造・状況や経済状況なども含めたメタ的な視野が提供され描写が成されることで作品をサイバー且つパンクたらしめ、既存のSF作品と区別され成立した。

サイバーパンク作品では、人体へのコンピュータや機械・臓器などの埋め込み(サイバーウェア、インプラントなどと言う)によって機能や意識を拡張する人体改造的な概念や、サイバースペース等と呼ばれるネットワーク空間(仮想空間、仮想社会)などを小道具として登場させる作品も多く、また代表作の幾つかでは退廃的で暴力的な近未来社会を舞台として疲弊しきったテクノロジーを描いていたため、単にそのスタイルのみを真似てこれに倣うフォロアー的な作品がサイバーパンクを名乗ることがあるが、これらのガジェットはサイバーパンクの要素のごく一部に過ぎず、パンク思想やメタ視点等の最も中核的な部分を扱うことのない作品は、あくまでサイバーパンク「風」のフォロアーに過ぎない。

一方、小説『ブラッド・ミュージック』や『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』等の作品もサイバーパンク(乃至はその前駆的作品)として列せられることがある。これはさらに根源的な意味でサイバーパンクであるとされており、疲弊した技術やコンピュータとの融合などの「サイバーパンク的ガジェット」は全く登場しないが、前述の要素を持つためサイバーパンク(または前駆的サイバーパンク)と解釈される場合がある。

由来と分類
サイバーパンクの語源となるサイバネティクス(cybernetics)とは、本来はフィードバックの概念を核にして生理学と機械工学とシステム工学・情報工学を統一的に扱う学問領域であるが、これが転じて脳神経機能の電子機械的補完拡張やコンピューターへの接続技術を指すようになった。さらに、人体の機能の一部を機械的電子的に拡張ないし置き換えたサイボーグ(cyborg: cybernetic organ からの造語)という概念がSFで盛んに用いられるようになっていた。サイバーパンクではこれらの人体と機械が融合し、脳内とコンピューターの情報処理の融合が「過剰に推し進められた社会」を描写する。さらに、社会機構や経済構造等のより上位の状況を考察し、それらを俯瞰するメタ的な視点・視野を提供するという点で従来のSFと一線を画する。

これらサイバーパンクを含む「テクノロジーの過剰な発達を土台とした世界や作品」は、一部ではテックパンクスとも呼ばれ、電気機器の(現実を越えた、過剰な)発展による社会や状況、鉄塔や電線、碍子、真空管などのガジェットへの傾倒を描いたエレクトリックパンクや、蒸気機関が現実の絶頂期の様相を越えて発展した社会や世界を描くスチームパンクなどといった類型や派生型なども存在するが、これらも一般的には広義のSFに内包されるものとして取り扱われている。

サイバーパンクが成立した1980年代前半は、北米においてパーソナルコンピュータが一般家庭にも普及を開始して身近なものとなり(原始的な8ビットコンピュータではあったが、いわゆるホワイトカラー層を中心に確定申告に活用された)、また各種の電子機器が民生機器として隆盛していた時代でもあり、一方で軍学共同の広域ネットワーク(現在のインターネットの直接のルーツとなるARPAネットなど)の研究と普及も始まっていた。 これら実在のガジェットや概念に触れる機会が増大したことで、それらが「過剰に発展した(近)未来への着想」をもたらしたという点でも、同時代の社会および科学・民生技術の状況がサイバーパンク成立の母体となったことは確かである。

一方、1990年代に入りインターネットの商用利用解禁や、ITバブルによるパーソナルコンピュータや携帯電話などの普及によってこれらが身近なものとなり陳腐化すると、サイバーパンク・ムーブメントの存在感や刺激は相対的に後退し、沈静化する。しかしこれは言い換えれば、90年代以降は、サイバーパンクの着想が大衆的に広く浸透し、あえてジャンル化する意義が見いだせないほど当たり前なものになった時代でもあるということである。さらにインターネットの普及、ユビキタス社会の進展により、サイバーパンク的な感覚は着実に現実に浸透しつつある。

サイバーパンクの系譜
「サイバーパンク」というジャンルを打ち立てた作品としては、前出のW・ギブスン「ニューロマンサー」を始めとするスプロール・シリーズ作品がまず挙げられる。

日本語への翻訳では、黒丸尚がルビを多用した独特の文体を用いた。また柾悟郎はこの特徴的な文体を活用して『ヴィーナスシティ』を書いた。

ジェイムズ・ティプトリー・Jr.の小説『接続された女』はサイバーパンクの成立以前に書かれた作品だが、後にサイバーパンクの先駆的作品として認められるようになった。また、フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』も同様にサイバーパンクとは見なされていないが、これをアレンジして映像化した映画『ブレードランナー』はサイバーパンクのイメージの源流の一つと見なされており、誤解に基づいて「サイバーパンクとは『ブレードランナー』のような世界を描いた作品である」と形容されることもある。

トマス・ピンチョンの『V.』『重力の虹』なども前サイバーパンク的小説といえる。これらは時代設定的に高度ネットワークをもたない世界を描いた作品であるが、機械との半融合、システムと人間など、サイバーパンクのテーマに連なる内容が特徴である。

サイバーパンクの代表的な作品
ジェイムズ・ティプトリー・Jr. 『接続された女』 1974年
ヴァーナー・ヴィンジ『マイクロチップの魔術師』 1981年
セラズニイ&セイバーヘーゲン『コイルズ』 1982年
トロン 1982年
大友克洋 『AKIRA』 1982年~1990年
K・W・ジーター 『ドクター・アダー』 1984年
ウィリアム・ギブスン『クローム襲撃』 1986年
ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』 1986年
ブルース・スターリング『スキズマトリックス』 1987年
ロボコップ1987年
バブルガムクライシス1987年
ルーディ・ラッカー ソフトウェアシリーズ(ウェットウェア、ソフトウェア、フリーウェア)
木城ゆきと 『銃夢』『銃夢 LastOrder』1990年~
士郎正宗 『攻殻機動隊』 1991年
柾悟郎『ヴィーナス・シティ』 1992年
ニルヴァーナ 1997年
マトリックス 1999年
テクノライズ 2003年
磯光雄『電脳コイル』 2007年

豆知識
ネットアングラでは、若いクラッカー(ハッカー)のことを「サイバーパンク」と呼ばれることがある。